●ボボ・ブラジルは、じつはアメリカ人●
ご存知ない方が多いでしょう!?
往年のプロレスラー、ボボ・ブラジル。(力道山全盛期の頃の敵役)
1951年にデビューし、1957年に初来日している。
「黒い魔神」と呼ばれ、長身からくり出す「ココバット」という必殺技の頭突きで圧倒的な強さを見せた。
リングネームに「ブラジル」と入っているので、ブラジル人だと誤解されることが多かったが、じつはアメリカ人である。
本名はヒューストン・ハリス。ミシガン州出身のアフリカ系アメリカ人で、人種差別が色濃い時代にあって「人種差別のないブラジルに行きたい」という子どもの頃の夢から、リングネームを「ブラジル」としたといわれる。
もう一つ、彼のリングネームは別の面でも話題となった。
というのは、九州では女性器および性交のことを「ぼぼ」という地域があるのだ。
そのため、テレビ中継で彼が出場するときは実況音声が消されて音楽音楽が流され、テロップも単に「ブラジル」と紹介されていた。
エロ情報垂れ流しの昨今から考えると、昭和の日本人は、かくも純情だったのだ。
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