ご存知ですか!?
世界的なスポーツ用品メーカーである「ブーマ」と「アディダス」。
そんな両社の創業者は、兄ルドルフ・ダスラー、弟アドルフ・ダスラーという実の兄弟である。
1920年、二人はスポーツシューズの製造販売会社「ダスラー兄弟商会」をドイツ・ニュルンベルク近郊のヘルツォ-ゲンアウラッハという故郷の町で立ち上げて成功。
だが第二次世界大戦中、ナチスの軍靴をつくるために党員になるか否かで考えを異にし、その齟齬が戦後も解消できず、48年に会社を解消することになる。
そして川をはさんで、兄ルドルフは自分の愛称「ルディ」をもじった社名「ルーダ」(のちに「ブーマ」に変更)を、弟アドルフのほうはやはり自分の愛称「アディ」と姓の「ダスラー」を組み合わせて「アディダス」を設立したのだ。
兄弟の骨肉の争いに端を発した両者のライバル関係は、小さなふるさとの町全体を巻き込んで町を二分。
ビジネス戦争においても、両社は反目を続けてきた。
雪解けヲ迎えたのはつい先頃のこと。
一年に一日、9月21日を停戦・非暴力の日とする「ピース・ワン・デー」運動に賛同する形で、2009年9月21日に両社で友好イベントを企画。
友好の証しとして両社社員によるサッカー試合を行った。
両社の共同活動は創業後初とのことで、このイベントを通して、なんと約60年ぶりk仲直りと相成ったわけである。
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